ジェミニ取引所、投資家に嬉しいステーブルコイン発行に乗り出す！

ビットコインETF申請を行っていたことでも知られるGemini（ジェミニ）取引所が、イーサリアムブロックチェーンを基盤として「ステーブルコイン」を発行する。

テザーと同じく米ドルと連動！

今回ジェミニ取引所が発行する「ジェミニドル」は、供給量分の米ドルを同社が保有することによって、米ドルに対してトークン価値が「厳密に固定」されているそうだ。

米ドルは米国に本拠を置くState Street Bank(ステート・ストリート・バンク）で保有され、監査結果は毎月公開される予定だという。

また、NYDFS(ニューヨーク州金融局）はこの仮想通貨を承認済みとのこと。

今回の発表に対して、同取引所共同創設者であるタイラー・ウィンクルボス氏は、

「ジェミニドルは、将来のお金をつくる私たちの使命の一部だ。従来の金融システムと仮想通貨経済の橋渡しをするような役割を果たすだろう。」

とステーブルコインへの期待を語った。

ジェミニドルはジェミニ取引所にて1:1で米ドルと交換することが可能とのこと。

しかし、同仮想通貨を取引所外のETHアドレスへ送金することもできるそうだ。

「ERC20トークンであるため、どのETHアドレスにもこれを送金できる。他の取引所やウォレットプロバイダを含めた第三者による採用を楽しみにしている。」

とジェミニドルの普及について言及した。

ここまでの内容と考察

ジェミニ取引所がステーブルコインの発行に乗り出したという今回のニュース。

監査結果を公表せず、悪い噂が広まっている「Tether(テザー)」を代替するようなステーブルコインになるのではないかと期待されています。

NYDFSのお墨付きを貰っているということもあり、より多くの投資家が安心してこの仮想通貨を使用できるかもしれませんね。

また、今回発行が決まったジェミニドルは、米ドルでトークン価値を裏打ちするというこれ以上なくシンプルなステーブルコイン。

利便性が高いことは間違いないですが、今後は競合するコインが続々と登場するでしょう。

今後もウィンクルボス兄弟やジェミニ取引所の動向に注目していきたいですね。

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